学校も生徒の雰囲気も想像がつかないから正直ちょっとドキドキしてた。最近の若い奴は…って年寄りがよく言いがちなセリフだけど、あまり近い距離での交流がないから実際どんな感じか全然わからないしな。
いろいろなことを思いながら、伝えたいことをいろいろと練ったよ。
説教臭くならないように、自分が10代の頃だったらどんな話なら退屈せずに聞けるだろうなんて考えながらね。
校内に足を踏み入れると、こんな風貌の僕にちゃんと挨拶してくれる。
しかも今回の助っ人はスキンヘッド。
我々の方が世間的に言えば完全に常識はずれな外見だなって今更気付いた…
軽いリハをしていると学生がどんどん入ってくる。
しかも当初の予定と違って、全校生徒の3分の1ぐらいが集まってくれることになった。
広めの講堂みたいな場所がみるみるいっぱいになった。
歌い始めると、みんな身じろぎもせずこっちを真剣に見てくれる。
何かとてつもないパワーを感じて鳥肌が立った。
ちゃんと聴いてくれるんだろうかとか、いろいろ想像していた自分がバカバカしくなったよ。
果たして自分が同じ年の時、同じように出来ていたかも疑問だしね。
そのあと2時間ぐらいいろいろしゃべらせてもらったり交流してきたけど、ほんとにあっという間で楽しい時間だったよ。
ビジュアル系好きな子に"デス声出せますか?"って聞かれてちょっとテンパったけど…
いろんなキャラクターの生徒たちがいて個人個人ともっとしゃべれたら良かったなぁ。
もし機会があれば是非とも行かせて下さい。
講義終了後は、今回の助っ人ゆうじと浜松のホルモン屋へ。
充実感に満たされながらのビールほど美味いもんはないね。
このゆうじって男、気心の知れた親友なんだけどなにしろ生意気。
年齢は4つ年下なんだけど、まぁ生意気!
この時も自分の手前側のホルモンを裏返していたら、まだ早いだの何だのって細かい突っ込みがガンガン入ってくる。
いるんだよな、バーベキューとか鍋とかで仕切る奴!
うるせぇんだよこの野郎!
とりあえず面倒くさいのでそっからノータッチ。
そしたら焼き上がった肉をポンポンと皿に入れてくれたわ。
こいつ面倒見が良いんだな。
まぁ生意気だけどかわいいところもいっぱいだから許す。
それにしてもいい日だった。
ありがとう!
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